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経理DXの先には人間力が必要になってくる
デジタルを活用し効率的になった経理部門の将来は、AIには持ちえない創造性を含んだ「人間力」が重要だと語る小林氏。では、これからのビジネスで求められる「人間力」の本質はどこにあるのでしょう。
最後に、石井氏と平氏に伺ってみました。
(石井氏)
手前味噌になってしまいますが、代表の小林はまさしく「人間力」があると感じています。
小林は常にクライアントの課題に対して真摯に向き合い、培われた経験をもとに課題を解決して、クライアントから信頼を得ています。
社内でも現場の声を吸い上げ、時にはクライアントに対して提案や決断もしてくれるので、小林がいるだけで安心感や包容力を感じられます。
まさしく人間力やオーラがありますね。
(平氏)
これは経理のDXを進めるうえでも共通して言えることで、社内外の現場担当者と真摯に向き合い、意見を吸い上げてより良い形に進めていく統率力が、人としての重要な部分なのではないでしょうか。
そのためには日頃から自社や部門にとっての課題を認識して、小さな経験でも良いので行動し、経験と信頼を積み重ねて行くことこそが、これからのビジネスパーソンに求められる重要なスキルとなってくると感じます。
まとめ
ここまで全3回にわたって「経理DX先にある未来」をテーマに、税理士法人ユナイテッドブレインズの3氏にお話を伺ってまいりました。
インタビューを通して感じたのは、「経理部門のDXとは、単に既存の業務をデジタルに代替することではなく、1人ひとりがデジタルを活用していくことで、より価値のある経理チームへと進化する」ことを意味するだということです。
進化するためには「知恵×経験×スピード」が重要であり、なによりも「人間力」のある人材が求められる。
これは、経理をDXする際だけに留まらず、これからの時代、企業が継続して成長するために必要な要素ではないでしょうか。
変化が益々激しくなるこれからの時代において、3氏の言葉は、どれも時代の流れの核心をついた言葉のように感じられました。
筆者もこの取材を通して改めて、経理のDX推進のカギとなる「人間力」について考えさせられました。
本特集の読者の方にもこの重要性が伝わり、貴社の経理DXに求められる人間力を考えていただけたなら幸いです。
ぜひ、全3回の当連載記事をご参考に、経理部門のDX、ひいては貴社のビジネスモデル変革のために何ができるかを考えるきっかけとしてください。
ユナイテッドブレインズグループ
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