DXportal - 【教育業界のDX事例】塾・予備校の成果を飛躍させる2つのシステム

【教育業界のDX事例】塾・予備校の成果を飛躍させる2つのシステム

【教育業界のDX事例】塾・予備校の成果を飛躍させる2つのシステム

学校とは違い、新規顧客の獲得による売上の拡大が求められる塾・予備校。そのためには、合格実績など目に見える形での成果が必要不可欠です。

対面でのやり取りがしづらいコロナ禍では、いかにリスクを抑えて成果を出すかが大きな課題となっていますが、DX(デジタルトランスフォーメーション/以下:DX)を活用すれば効率よく成果を出すことが可能です。

今回は教育業界のDXを牽引する2つのシステムに着目して、得られるメリットや今後の塾・予備校の在り方を解説します。

教育業界に携わっている方は、子どもの学習支援や塾・予備校経営の参考としてご一読ください。

塾・予備校経営の手助けをする効率化ツール「Comiru」

塾・予備校経営の手助けをする効率化ツール「Comiru」
画像引用:Comiru公式サイト

塾・予備校の運営業務をスムーズに進めるために役に立つのが、効率化ツール「Comiru(コミル)」です。

Comiruにはさまざまな機能が搭載されていますが、代表的なものをいくつか紹介します。

  • LINEを使って保護者へ事務連絡
  • 保護者へWeb報告書を共有
  • 授業のコマや座席の管理
  • 月謝の請求書の自動作成
  • 新規顧客の見込み管理

実際にComiruを導入した秀英予備校では、システムを導入してから退塾者の数が前年に比べて3割減ったそうです。

これは、業務を効率化することで生徒や保護者のサポートを手厚くできるようになり、信頼関係を構築できたことが主な要因です。

実際にどのような点がこれらの成果に結びついたのか、2つの項目に分けて解説していきます。

保護者とのコミュニケーション強化

保護者とのコミュニケーション強化

Comiruは、保護者との信頼関係を構築するためのコミュニケーションツールとして役立ちます。

たとえば、説明会の開催など連絡事項があるときは、Comiruから宛先を選び、まとめて保護者のLINEアカウントへ送信することが可能です。

さらに送信した指導報告者や連絡事項は、既読率・返信率のデータが可視化されます。

これらの数値を見ることで、保護者の反応をチェックし、リアクションがない家庭に絞ってアフターフォローができるようになります。

このようにComiruを導入すると保護者への対応を、それぞれの状況に合わせて柔軟に変えられるようになり、結果として保護者との信頼関係を構築できるのです。

ルーティンワークの効率化

ルーティンワークの効率化

塾や予備校の経営においては、生徒や保護者とのやり取りだけでなく請求書の発行、月謝の振り込み確認、生徒の成績管理などのルーティンワークも存在します。

Comiruはこれらの業務も網羅しており、手動で行っていた作業を自動化することが可能です。

たとえば、請求書の作成はテンプレートに沿って行えるため、Excelなどのツールを使う必要がありません。

未収が発生した際には、Comiruに登録してある保護者の連絡先に「未収対応の文章テンプレート」を送信するだけで済み、個別に電話する前に先方の対応を促せます。

このように日々のルーティンワークを効率化することで業務の時間を節約し、その分の時間を生徒や保護者とのやり取りにかけられるメリットがあります。

生徒の学力向上や売上拡大など具体的な成果が求められる塾・予備校の経営では、Comiruのような効率化ツールを導入し、限られた人的リソースをどれだけ有効に活用できるかが、今後の明暗を分ける要因になるでしょう。

生徒の学習を支援するAIシステム 「atama+」

塾・予備校に通う最大の目的は、何といっても「学力の向上」です。

そんな生徒の学力向上を後押しするのが、全国2,400以上の塾・予備校に導入されているAI(Atrificial Intelligence=人工知能)を使った学習支援システム「atama+(アタマプラス)」です。

塾・予備校の課題である「個別対応」を可能に

塾・予備校の課題である「個別対応」を可能に

atama+を活用すると、従来の塾・予備校の授業では実現しにくかった以下のことが可能になります。

  • 人だと突き止めるのに時間がかかる「解けない原因」をAIが分析
  • 現状の理解度や単元習得までにかかる時間をデータ化
  • 一人一人に合ったカスタマイズ授業

上記は機能のほんの一部ですが、集団塾では特に難しい個別対応を手厚く行えることがatama+の大きなメリットです。

生徒が問題を解けなかった場合であっても、その原因は「解法を覚えていない」「わかったつもりになっている」「正解がわかっていたのに選択肢を間違えた」などさまざまなケースが考えられます。

個別指導塾や家庭教師などは、1人の生徒をじっくり見られるので時間をかけてこうした問題に対処できます。

しかし、複数の生徒を見なくてはいけない塾や予備校では、1人の生徒に対して多大な時間をかけるわけにはいきません

atama+のAIは「解けない原因」を瞬時に分析し、課題解決のために行うべき演習問題の提案まで行います。

この機能は高い効果を上げており、実際にatama+を20時間以上利用した中学生のうち「問題を解けるようになった」と回答した生徒は98.7%に及びます。

本事例は、複数の生徒を見なければいけない塾・予備校ならではの課題である「手厚い個別指導」を、AIが代わりに行えるようになったことを表しています。

「人×AI」の教育を実現

「人×AI」の教育を実現

atama+を使うと、AIによる課題の分析やオンライン授業ができるだけでなく、「人」と「AI」を使い分けた教育の実現が可能になります。

たとえば、講師が受験を控えている生徒を受け持つ場合、問題の解法を教えるだけではなく、効果的なノートの取り方や、知識を確実なものとするための自習方法なども教える必要があるでしょう。

さらに、コンスタントに勉強を続けるための精神面のケアやモチベーション管理、1年を通したスケジュールの進捗確認なども欠かせません。

こうした課題に対してはAIではなく、現場をよく理解し経験を積んでいる人(講師)が力を発揮します。

一方、「解けない原因」の分析の例でみたように、AIが得意とする分野もあります。

授業や問題を解くための課題解決はAIが担い、学習をするうえでのコーチングは人(講師)が行う。

このように、それぞれの得意な面を使い分けることで効率的に生徒の学力を伸ばすことが可能です。生徒の学力向上は、塾・予備校の売上拡大にもつながるでしょう。

ここ数年のデジタル発展から「AI時代」という言葉もよく耳にするようになりましたが、atama+は人の強みを最大限に活かしつつ、うまくAIを活用している好例といえるでしょう。

まとめ

塾・予備校に焦点を当てて、教育業界におけるDXを代表するシステムの事例を解説しました。

塾や予備校の経営は、生徒の学力向上だけでなく保護者とのやり取りや日々のルーティンワークなど、こなさなければいけないミッションがたくさんあります。

しかし、今回紹介したような効率化ツール、AIシステムなどをうまく活用すれば、講師はやるべきことに注力することが可能になり、より大きな成果を挙げることができるでしょう。

多くの業界が新型コロナウイルス蔓延の影響で打撃を受けていますが、塾や予備校は現場の授業とオンラインの両方を使い、うまくユーザーの新たな日常に定着しています。

今後、目に見える形での成果を挙げていくためには、人がやるべき業務とシステムに任せられる業務を見極めることが1つの指標となるでしょう。

教育業界のDX事例は他の分野でも応用できますので、ぜひ自社の経営発展の参考としてお役立ていただければと思います。

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株式会社MU DXportal®編集部。 DXportal®の企画・運営を担当。企業経営者の方々が読みたくなるような記事を日々更新中です。掲載希望・その他お問い合わせも随時受付中。

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